日詰かじ町さんさ【紫波町無形民俗文化財】

日詰の旧鍛冶町は日詰の北の入口に当り、藩政期、町の中心地が豪商軒を並べる商業地域であったのに対して、ここは鍛冶屋など様々な職人や農民が住む活気のある土地柄で、芸能を好む風土でもあった。昭和10年ごろ赤沢村舟久保からここへ婿入りした赤沢正悦は舟久保さんさ踊りをベースに、県内の念仏剣舞など主要な芸能の特徴を取り入れて鍛冶町さんさ踊りを創作した。そして近所の子供や親を集めて教え、祭りへの奉納や町内の門づけなど熱心な活動から知られるところとなり、遠方からも招請されるようになった。戦後一時休業状態になったが、子供会への伝承活動から復活した。平成12年、東京での紫波ふるさと会からの招きで東京を訪問することを機に「日詰かじ町さんさの会」が発足し、平成14年紫波ふるさと会への再訪、老健施設訪問など活発な活動が続いている。今後、財政基盤を整えるための方策を考え、また伝統の基本を踏まえつつ技に一層の磨きをかけ、次世代の人たちに円滑に受け継いでいくことが課題である。 代表者 内城弘隆

住所 岩手県紫波郡紫波町日詰字朝日田265

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